BTCを持っているけど売りたくない、でもUSDTが必要。そんな時はBinanceの暗号資産ローン機能で、ある暗号資産を担保にして別の暗号資産を借りることができます。売却せずに流動性資金を確保できます。
暗号資産ローンとは?
暗号資産ローン(Crypto Loans)の仕組みは不動産担保ローンに似ています:
- 1つの暗号資産を担保として預ける
- Binanceが別の暗号資産を貸し付ける
- 期日に元本+利息を返済
- 担保を取り戻す
この間、あなたのBTC(担保)は依然としてあなたのものです。返済後に全額取り戻せます。
クロス担保に対応していますか?
対応しています。これこそが暗号資産ローンのコア機能です。A通貨を担保にしてB通貨を借りることができます。
Binanceに登録後、一般的な組み合わせとしては:
- BTCを担保にUSDTを借りる
- ETHを担保にUSDTを借りる
- BNBを担保にBUSD/USDTを借りる
- BTCを担保にETHを借りる
- その他対応通貨の組み合わせ
担保可能な通貨と借入可能な通貨のリストはBinanceの暗号資産ローンページでリアルタイムに更新されています。
担保率(LTV)とは?
LTVはLoan-to-Valueの略で、借入額と担保価値の比率を表します。
- 初期LTV:通常65%〜80%。例えば10,000 USDT相当のBTCを担保にすると、6,500〜8,000 USDTを借入可能
- 追加担保LTV:通常約75%〜85%。担保価値の下落でLTVがこのレベルに達すると、担保の追加が必要
- 強制清算LTV:通常約83%〜95%。LTVがさらに上昇してこのレベルに達すると、システムが担保の一部を強制売却して返済
操作方法
- Binanceアプリを開く → 資産運用/Earn → 暗号資産ローン
- 担保通貨を選択(例:BTC)
- 借入通貨を選択(例:USDT)
- 借入額または担保数量を入力
- 金利、期間、LTVを確認
- 確認して注文を作成
- 担保がロックされ、借入通貨が入金
返済方法
任意返済 いつでも早期返済が可能で、実際の借入日数分の利息のみ支払います。
期日返済 約定期限の到来時に元本と利息を返済します。
自動借換 一部のローン注文は自動借換に対応しており、期日到来後に自動延長されます。
どんなシーンに適している?
BTCの値上がりを期待しつつ資金が必要
BTCの上昇を信じているが売りたくない場合。BTCを担保にUSDTを借り、BTCが上昇した後に返済して取り戻せば、BTCの値上がり益を享受しつつ資金も確保できます。
短期的な資金の融通
一時的に資金が必要だがポジションを清算したくない場合。担保で借りて数日使い、返済して取り戻します。
レバレッジ操作
BTCを担保にUSDTを借り、そのUSDTでさらにBTCを購入。これは実質的なレバレッジですが、リスクには注意が必要です。
新しいプロジェクトへの参加
長期保有の銘柄を売りたくないが、USDTで新しい投資機会に参加したい場合。
リスクに関する注意事項
- 担保価格の下落:BTCが暴落するとLTVが上昇し、強制清算が発生する可能性
- 利息コスト:借入利息は実質的なコスト。長期借入は損益を計算する必要あり
- 取引機会の喪失:担保ロック中は取引できない
- 強制清算の損失:清算時に不利な価格で担保が売却される可能性
金利の目安
借入金利は通貨と市場の需給により変動します。ステーブルコイン(USDT)の借入金利は通常年率5%〜15%程度ですが、実際の表示をご確認ください。
アプリをまだお持ちでない場合はBinanceアプリAPPをダウンロードしてください。
まとめ
Binanceの暗号資産ローンはクロス担保に完全対応しており、BTCでUSDTを借りる、ETHでUSDTを借りるなど様々な組み合わせが可能です。LTV比率に注目し、担保価値に十分な安全マージンを確保することが重要です。特定の銘柄の値上がりを期待しつつ一時的に資金が必要なシーンに適していますが、強制清算リスクと利息コストには注意してください。